僕が2年間続けたせどりをやめた理由

せどり全般

僕は2013年から2015年まで2年間ほどせどりというビジネスをやっていました。

せどりというのは簡単に言ってしまうと転売のこと。

僕の場合は新品のiphoneとかではなく中古のゲームやDVDを買ってアマゾンで販売していました。

お客さんからの評価も結構よかったんですよ。

 

 

そこそこ稼げてたせどりをスパッとやめたのにはまあ色々と理由があります。

これからせどりを始めようという人は参考にしてみてくださいね。

 

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せどりで稼げてないわけじゃなかったんです

せどりを辞めたといっても稼げてないからやめたということではありません。

 

 

年末の2週間程度だけで100万円売れてた時期もありました。

平均すると大体月に100万円の売り上げ、利益率が20パーセントくらいなので20万円の利益が毎月でてた感じです。

 

この数字まで来るのに大体1年間くらいでしょうか。

しばらくはネットの情報を見て独学でやってたんですがなかなか売り上げが伸びず、有名な方に指導を仰ぐようになったんです。

 

それからコツをつかみぐんぐん増えて言った感じですね。

アマゾンのほうに売り上げが出るんですがその数字が伸びるたびにテンションが上がったのを覚えています。

今思えば結構楽しかった気がしないでもないです。

 

ただしかし!

それと同じくらい楽しくないこともあったんです。

その一つがしなければいけない作業の多さ。

 

報酬が増えると作業量も増える

せどりというのは安く売ってるものを買って高く売る、という商売の基本にのっとっています。

なので売り上げが上がるということはおのずと買う量も増えるということ。

買う量が増えるということは発送にかかる手間も増えるということです。

 

幸いにも僕はアマゾンのFBAというサービスを使っていたのでこの手間はある程度軽減できていました。

FBAというのはアマゾンに商品をまとめて送っておくことで注文があった際に勝手に発送してくれるサービスのこと。

注文があるたびに自分で配達所までいかなくていいということです。

 

ただ、それにしてもやることが多い!

商品を買ってきてからの流れとしては、

 

  1. 商品をアマゾンに出品登録する
  2. 説明文を状態に合わせて丁寧に書く
  3. 商品が傷つかないようにシュリンクに入れる
  4. 商品に貼るラベルを印刷する
  5. ラベルを張って段ボールに詰める
  6. 段ボールを配達所までもっていく

 

こんな感じです。

細かいところは省いてもこのくらいの作業量。

これをしっかりやってると本気で丸1日潰れます。

 

売上を上げようとするとどうしてもこれらの作業量も増えてしまうので儲かったら楽になる、ということがあまりないんです。

頑張れば頑張るほど増える作業量、長い間やるほどこの決まった流れに嫌気がさしてきました。

 

せどりって実は肉体労働

もう一つは体のしんどさです。

ネットで買うという手段もあるんですが僕はブックオフやゲオなどにゲームを仕入れに行っていました。

車があるのでそれに乗って1日中走らせて買って回るんです。

 

ブックオフでカゴいっぱいに商品を詰めてる人を見たことないですか?

あれは僕たちの同業者です。

あんな感じで売れるかどうかを見極めてかごに入れて買うんですが、その間はずっと立ちっぱなし。

 

立ちながら集中して価格の調査をして重たいかごを持ち続ける。

それを20店舗くらい回るので結構疲れるんですよ。

また、車があるとはいえ外の気候にも影響されがちなところもあります。

雪や雨の日などは運転にも気を遣うので気疲れもなかなかのモノ。

 

さらに僕にとって決め手になったのが痔の存在です。

ある時にキレ痔が慢性化して尋常じゃない痛みが出るようになったことがあるんです。

一回大便をすると数時間はうずくまるレベルの痛み。

車の中で座ってる時にもものすごい痛みがお尻を襲ってくるんです。

 

途中コンビニに止まって回復するまで数時間うずくまったり、っていうのが最後のほうは毎回起こるようになってきたんです。

これを受けて僕は、

 

「こんな痛みは耐えられない…!」

「でも仕入れ辞めたら収入減ってくし…」

「この痛みに耐えながら一生続けられる仕事なのか?」

 

と前々から思ってたせどりの不満と合わせてこれからのせどりに疑問を持ったんです。

これが結局原因でせどりを辞めることになりました。

 

せどりを辞めた理由まとめ

  • どんどん多くなる作業量
  • 肉体的な辛さ

 

アフィリエイトとの出会い

せどりを辞める1年くらい前でしょうか。ネットを検索してるとアフィリエイトというビジネスに出会います。

当時は仕入れのためのクレジットカードの申請がまだ終わっておらず特にやることがない時期だったんです。

なのでその暇な時間にやってみることにしたんですね。

 

やってみるとせどりと全然違うタイプビジネスなこともあってすごい新鮮で楽しく、クレカの申請が終わった後でもちょこちょこ続けていました。

その結果、1か月で1、2万くらいは稼げるようになってたんです。

それと同じくらいに痔の状態が悪化。

 

その時に「これからはせどりじゃなくてアフィリエイトの時代だ!」ということでせどらーからアフィリエイターへの転身を決意するわけです。

でもまあアフィリエイトもそんな簡単じゃないということを後々思い知ることになるんですが…

 

それでも家の中でパソコンをカタカタやってるだけでお金が入ってくるのは魅力的でしたね。

作業もパソコンだけ、肉体的しんどさもない、当時の僕にとっては最高の仕事でした。

ココから数年がかりでついにせどりの収入を抜くことになるんですがその話はまた今度。

 

最初は自己アフィリで元資金を稼ぎました。

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これからせどりを始める人に

せどりの悪い面ばかり述べてきましたが別に稼げないものじゃありません。

この記事を書いてる2018年1月現在はもちろん、これからも形態を変えながら続いていくでしょう。

モノを安く買って高く売るという手法自体なくなることはないと思います。

 

ただ、せどりで大きく稼いだり自由を手に入れたいという場合はやり方を考えていくようにしないとなかなか時間は手に入りません。

僕の過去のせどり仲間は自分のノウハウを売ったりコンサルを始めたり、せどりで得た知識をもとに時間やお金を手にする人がかなり多いです。

中には月収300~500万という人も。

 

せどり一本でいくなら国内アマゾンだけじゃなく海外、そして人を雇って労働力を上げていくことが大事です。

1人で行うとなるとやっぱり効率が悪いし、時間もそれだけ取られちゃうんですよね。

最初のうちはせどりを頑張って、稼げるようになったらどうやったら楽に大きく稼げるかというのを考えていきましょう!

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