スマブラに出てる人でしょ?
格闘ゲーム?のキャラじゃなかったんだ
F-ZEROって何?ああ、ファルコンのゲームのことか!
もうF-ZEROというレースゲームに出てたことも忘れられかけてるキャプテンファルコンさん。
でも任天堂らしからぬハードコアなシステムはいまだファンが多くいます。
そんなF-ZEROの新作、続編の可能性を開発者の発言や今までの傾向から予想してみました。
宮本茂の重要な発言、スイッチの可能性、色々考察してます!
F-ZEROの今までの歴史と続編
まずはF-ZEROシリーズが最後に発売されたのはいつか、どういう間隔で出していたのかをまとめてみました。
- F-ZERO(SFC):1990年11月21日
- F-ZEROX(64):1994年7月14日
- F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE(GBA):2001年3月1日
- F-ZERO GX(GC):2003年7月25日
- F-ZERO ファルコン伝説:2003年11月28日
- F-ZERO CLIMAX:2004年10月21日
今まで全6作品になってます。
2001年にGBAが発売されてからはかなり短い期間でポンポン発売されてますね。
このころはアニメも放送してたこともあってF-ZEROが一番盛り上がってたんじゃないでしょうか。
ただGBAのクライマックスが発売されてからピタッとシリーズが止まっています。
次はシリーズの売り上げを見ていきましょう!
- F-ZERO(SFC):90万本
- F-ZEROX(64):29万本
- F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE(GBA):46万本
- F-ZERO GX(GC):12万本
- F-ZERO ファルコン伝説:不明
- F-ZERO CLIMAX:不明
そこそこ売り上げはあったんですがGXで激減。
その後のシリーズの売り上げは載っていませんでした。
こういうシリーズのゲームの売り上げは1つ前のシリーズの出来に大きく影響します。
F-ZEROはGXが特に評判がいいんですよね。
アマゾンでも高評価。
ただその売り上げには残念ながら結びつかなかったようですが。
こうやって見るとシリーズが終わっていくときにありがちな売り上げ減による結果という感じに見えますね。
でも開発者の言葉を見るとそうでもない部分も見えてきます。
宮本茂が語ったF-ZERO新作への思い
F-ZEROに関してマリオの生みの親でおなじみの宮本茂氏がかなり重要なことを語っています。
任天堂の宮本茂氏はIGNのインタビューで高速レーシングゲーム『F-ZERO』について言及し、ファンが『F-ZERO』フランチャイズの新作を大いに期待していることを認識している一方で、新作を開発するに相応しいアイデアの捻出に苦労しているとコメントしています。
https://t011.org/game/65258.htmlより引用
宮本氏および任天堂としてはF-ZEROのファンがたくさんいることを認識し開発もしようとしている。
そのうえでアイデアを出すのに苦労している、と語っているんです。
なんとF-ZEROの新作が出ないのは売り上げというよりもアイデアがないというのが大きかったんです!
上のインタビューは2013年のものですがその2年後にも宮本氏はF-ZEROについて語っています。
「これまでよくあったようなレーシング・スタイルのゲームを作っているデザイナーはいっぱいいます。私たちならもっとゲームらしい何かしらに力をいれたいですね。
たとえば新しいタイプのコントローラ・インターフェイスを作って、そのコントローラがF-Zeroにぴったりだとわかったとしましょう。
もしそうなれば、将来的にもう一度F-Zeroを作るかもしれません。」
https://ameblo.jp/seek202/entry-11974109751.htmlより引用
ここでもF-ZEROと新しいゲームシステムについて同じように話しています。
ここでも人気が…とか売り上げが…という言葉はありません。
インタビューなので配慮した可能性もなくはないですがこういうのを見ると、アイデアさえあれば…?と期待しちゃいますよね。
マリオカートという大きな壁
ただしかしレースゲームという点で大きな壁になってるのがマリオカートの存在。
スーファミからハードごとに出続けていてほとんどミリオンヒットを果たすような化け物ソフトです。
レースゲームとして何かしらのアイデアが浮かんだ場合こっちに採用されてしまう可能性が高いんですね。
以前話したカービィのエアライドの続編に関しても同じようなことを話しました。
しかもWiiuで出たマリオカート8ではF-ZEROのコースやブルーファルコン、ファルコンっぽいMiiまで出るまでに。
さらに極めつけが反重力というシステム!
相手にぶつかると普通ならスピードが落ちるところをマリカ8では逆にスピードが上がるというシステムが実装されました。
よけるどころか積極的に当たる姿はF-ZEROとかなり重なります。
僕の予想ではこのくらいの段階で任天堂はF-ZEROの新作をあきらめたのかなと考えています。
だから今まで考えてきたアイデアやF-ZEROのシステムを流用し始めてるんじゃないでしょうか…?
そうだとしたら新作はかなり絶望的…
でもそうだとするとちょっと矛盾も発生します。
反重力やファルコンMiiを実装したマリカ8の発売日は2014年5月。
上で紹介した宮本氏2つ目のインタビューが2015年。
「将来的にもう一度F-ZEROを作るかもしれない。」という発言はマリカ8発売後の発言なんですね!
これを見るとまだまだF-ZERO新作への希望は捨てなくてもいいと思えてきます!
スイッチとの相性は結構良好?
ニンテンドースイッチは任天堂らしい画期的な操作方法が特徴のハード。
ジョイコンやジャイロ、HDセンサーやAR。
これって宮本氏がインタビューで語っていた、
「これまでよくあったようなレーシング・スタイルのゲームを作っているデザイナーはいっぱいいます。私たちならもっとゲームらしい何かしらに力をいれたいですね。
たとえば新しいタイプのコントローラ・インターフェイスを作って、そのコントローラがF-Zeroにぴったりだとわかったとしましょう。
もしそうなれば、将来的にもう一度F-Zeroを作るかもしれません。」
https://ameblo.jp/seek202/entry-11974109751.htmlより引用
この発言そのものなんじゃないでしょうか。
最近ではニンテンドーラボという段ボールをゲームに組み込むソフトでハンドルやペダルまで出しています。
まさに新しいタイプのコントローラ・インターフェイス!
今までのWiiやWiiu、3DSよりははるかに新しいゲームシステムを考えられそうな気がしますよね。
スイッチ以外でも可能性が?
新作が出るとしたらスイッチだと思いますが次のF-ZEROが出るのは違うハードの可能性もあります。
というのは新作の前にリメイク、リマスターが出る可能性があるんですよ。
任天堂に限った話じゃないですがずっと開発されなかったシリーズの新作が出る前にはそのリメイクが発売されることが結構多いんです。
- ドラクエモンスターズ
- ロックマン
- ルイージマンション
- キングダムハーツ
などなど。
任天堂系の大型シリーズではスターフォックスが記憶に新しいかと思います。
スターフォックスシリーズはDSのコマンドが2006年に発売されてからずっと沈黙のシリーズでした。
しかし2011年に64スタフォのリメイクを発売。
売り上げがそこそこあったのか2014年のE3でWiiuの新作発売が発表されています。
2014年で発表なので制作決定はもっと前、64リメイクの評判の確認して決定したと想定してもおかしくありませんよね。
アマゾンではそこそこの高評価。
なのでまずF-ZEROシリーズもちゃんと買ってくれるだけの客がいるのかリメイクでテストする可能性があると考えています。
ハードはHDのスイッチだと開発費が高いので3DSか、最近ではソシャゲでのサービスもあり得ます。
だからたとえ次発表されるのが新作じゃなくてリメイクでも「なんだリメイクか…」とならずにしっかり購入して新作買うぞアピールをしていきましょう!
F-ZERO新作の可能性まとめ
- 新作は新しいアイデアが出しだい開発する
- スイッチとの相性は悪くない
- リメイクやソシャゲで様子見する可能性高し?
他社であればブレスオブファイアとかロマンシングサガみたいにソシャゲでガンガン作ることもできるんですが任天堂はIPを大切にします。
おそらくソシャゲを作る際でもかなり考えて開発するでしょうね。
近くに発売される可能性は薄いと思うので過去シリーズでも遊んで気長に待ってましょう!
コメント