大腸内視鏡カメラを使うまでの流れ解説!予約から帰宅まで

生活・健康

僕は先日人生で初めて大腸の中にカメラを入れて精密な検査をしました。

いわゆる大腸カメラというやつです。

 

無事に終わりはしましたが始めてやったので初体験のことばかりで戸惑いがかなりあったんですね。

これから大腸カメラをしようかなという人が迷わないように僕が予約をして検査して帰宅するまでの流れをまとめました。

病院によって多少の違いはあると思いますが基本的にこんな感じで進むはずです。

 

これからの検査が不安な人は見ていってくださいね。

 

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予約は町の開業医で

まず大腸カメラの予約をしに向かったのが町の開業医。

佐藤外科とか石田内科とか人の名前がついてるところです。

その内科に行ってきました。

 

ただ僕は小さい内科でカメラをするつもりはなく、もっと大きな総合病院への紹介状を書いてもらおうとしていたんです。

そのつもりだったんですが、

 

僕「今年は言ってから便の時に血が出るようになって…」

先生「ふむふむ。」

僕「なので大腸カメラを○○総合病院でするための紹介状が欲しいんです。」

先生「あ~あそこね。でも今相当混んでるからまずできないと思うよ。もっと近いところの方がいい。」

僕「えっ!?そうなんですか…」

 

という感じで結局その内科で受けることに決めました。

小さいところだと技術的に不安があったんですができないならまあ仕方ないです。

 

事前の説明も同時に

その予約の際に髪をもらって大腸カメラの説明も受けました。

どういう方法でカメラを入れるのか、どんな危険性があるのか、麻酔の存在などなど。

危険性というところではかなりの低確率で腸の壁に穴が開いてしまうこともあるということ。

 

まじか!と思ったんですがここでやめるわけにはいかないので了承。

どんな手術でも合併症の存在はつきものなので仕方ないですよね。

 

麻酔は肛門の周りに塗るタイプの麻酔だということ。

これでカメラを入れるときの痛みが和らぐそうです。

大体15分くらいで事前の説明は終了しました。

 

前日に食べる食事を買う

検査の前日と当日はおなかを空っぽにしておかないといけません。

そのための消化しやすい食事というのをもらいました。

 

 

これです。

アマゾンに同じのが売っててびっくりしましたw

朝昼晩プラスお菓子、という感じの内容になってます。

 

かなりの低カロリーなので肉大労働系の仕事をしてる人はつらいかも。

そういう人は検査の前日も休みにしておくといいでしょう。

 

検査前日にしたこと

検査前日は上で説明した食事を3食取ります。

ただ僕は昼間で寝ていたので朝食は食べませんでした。

3食食べないといけなかったのかな?と当日恐る恐る聞いてみたんですが別に問題ないみたいです。

 

食事以外に注意することは水分をたくさんとること。

これも事前に渡された説明の紙に書いてありました。

おそらく下剤で腸内を洗浄するのでそこで水分が出すぎて脱水にならないように、ってことなんでしょう。

 

なので1日で2リットルくらいは余裕で飲んだ記憶があります。

10分おきくらいにがぶがぶ飲んでましたねw

 

寝る前の下剤は忘れずに

あと忘れちゃいけないのが寝る前の下剤。

コップ一杯に下剤を溶かして飲みます。

これがまずいんですね!

 

一杯なので何とか勢いで飲めましたが口直しが欲しくなるくらい。

そのまま眠りについたんですがその日は便は出ませんでした。

ほとんど食べてないので消化するものがないっぽい感じ。

 

まあ出ないなら仕方ないのでそのまま当日、病院へと向かいます。

 

注意!麻酔の確認はしっかり!

前日ではないんですが僕は病院に麻酔を変更をお願いしました。

もともとは上で説明したように肛門に塗るタイプだったんですがこれだとカメラが腸に入っていく痛みが消えないと聞いたんです。

ということで電話でそのことを聞いてみました。

 

僕「麻酔って全身の麻酔みたいなのはないんですか?」

職員「ありますよ。その場合は家族などの同伴が必須になります。」

 

という感じ。

意識がなくなるための強い麻酔は別でお願いする必要があるみたい。

僕は痛いのは嫌だったのでそっちの麻酔を選択。

 

お金もほとんど変わらないそうなのでさっと終わらせたい人は麻酔の確認もしておくといいでしょう。

 

大腸カメラ当日にすること

病院に向かうとまずは別室に通されます。

そこで2リットルのペットボトルくらいある下剤が…

看護師「これを1時間で飲んでください」

 

かなりきついな…と思って飲み始めたんですが意外と飲みやすい。

スポーツドリンクっぽい味がしたので前日の下剤よりかは全然ましです。

でもまあ量が量なんで結構きつかったです。

 

ただ前日から一回も便が出てないので飲めども飲めども出ない…

かなり焦っていたのですがトイレにこもって踏ん張ってると何とか出てくれました。

一回出るとそこから封を切ったように一気に便意が押し寄せます。

(汚い話ですいません…)

 

何回もトイレに行ってるとそのうち便じゃなくて水がシャーっと出るだけになるんです。

こうなると腸がきれいになったっていうことなんですね。

1時間後に看護師に便をチェックされてOKをもらい検査に入っていきます。

 

検査用のベッドに移動

検査用のダボっとした服に着替えて専用のベッドへ。

立ったまま寝転がる感じでもたれかかった後に倒してベッドにするっていうタイプですね。

そのあとは横になって腕から麻酔を注射していきます。

 

この麻酔が地味に痛い。

先生も血管が痛くなるけど大丈夫だからね、と言ってくれたけどなかなか痛いので覚悟しておきましょう。

麻酔を打たれた後はスーッと意識が遠くなって半分寝てるような状態に。

 

完全に意識を失ったわけじゃないので肛門に入れられてる感覚はしっかり認識できます。

腸をうごめいてるな、っていうのもわかるんですが全然痛みはなかったですね。

 

そのままぼーっとしてる間に検査は終了。

しばらく待機して麻酔を覚ました後に検査結果を聞きに行きます。

 

何とか無事!腸内も問題なし

僕の腸から血が出てたのは腸内の壁が薄くてそこが便によって切れてたんじゃないかということ。

いくつかポリープっぽいのもあったそうなんですが良性だそうで切除はしませんでした。

 

と、こうやって今では普通に説明できるんですが当時はまだ麻酔が聞いてるので意識がもうろう。

家族がいるので同伴で話を代わりに聞いてくれるっていう役割もあるみたいです。

同伴してもらう人はしっかりこういった話が理解できる人はいいでしょうね。

 

検査後の症状、対処

検査後は麻酔が切れてくるにしたがっておなかが痛くなってきます。

家に着くころにはまともに歩くのが難しくなるくらいの痛みに。

どうしようもなくてベッドに寝転んでると今までの人生でナンバー1に匹敵するくらいの巨大なおならが。

 

そのまま立て続けてに2回、3回とすごい数のおならが出るんです。

これは腸内を見やすくするために入れた空気だそうで、これがおなかを圧迫していたから痛みが発生していたんということ。

大体出し終えるとかなりすっきりしました!

 

あなたも検査後におなかが痛くてどうしようもないときはまずおならをしてみるといいですよ。

それでも痛いようなら腸にダメージがあるということなので病院に連絡することも考えてたほうがいいでしょう。

 

予約から検査までの流れまとめ

1、町の開業医で予約

2、前日は専用の食事

3、当日は下剤を飲んでから麻酔を打って検査

4、おなかが痛くなったらおならで解消

 

こんな感じです。

町の病院でも混んでるところが多いのであまり予定に余裕がないという人は早めに行って先の日程を抑えておくといいですね。

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