バランス崩壊FPS?COD:MW2の思い出話

FPS、TPS

アブラタニサン!エネミーエーシーワンサーティーアバーブ!

…懐かしいですねw

 

コイツなに言ってんだと思ったかもしれませんが、これCOD:MW2(コールオブデューティ:モダンウォーフェア2)というゲーム内のセリフ。

 

 

バッチリ言っております。

僕はこれが初めてのFPSだったこともあってめちゃくちゃやり込みました。

そうしてやり込んだMW2だったんですが問題が1つ。

 

コントローラーをたたきつけたくなるほどバランスが悪い!

 

FPSの中で一番かどうかはわかりませんが最初のFPSということもあり強烈に印象に残ってます。

そんな思い出をここでは話していきたいと思います。

 

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もはやFPSじゃない!

まず、このゲームの悪いところは基本の銃以外の武器が強すぎること。

その一つがグレネードランチャーです。

 

 

これはバズーカみたいなモノとは違い、ライフルにアタッチメントとして付けるものです。

なのでしっかりしたバズーカよりは弱くなる…はずなんですがなぜかそんなことはありませんでした。

このランチャーの弾に当たれば問答無用で即死、着弾したところから2メートル程度の範囲も爆発の即死範囲だったんです。

 

だから打ち合いになってコチラが3発当てて倒す間に空いてはポン!とランチャーを打つだけで打ち勝てちゃうんです。

弾で狙うのと違って爆発範囲内に相手がいればいいのでエイムの難易度が段違いなんですね。

1対1はもちろん、敵が固まってるところ、ベランダなどに籠ってる相手、様々な場所で使える便利さもあってかなりの使用者数を誇りました。

 

どっちがちゃんと狙いをつけて打ち続けられるのか、それをどういなして自分の弾を当てるのか、こんなFPSの醍醐味が完全に奪われてしまってるんです。

 

パークで悪魔的強さに

CODシリーズにはリロードが早くなる、レーダーに映らなくなるなどのスキル、通称パークというシステムがあります。

そのパークの中になんと爆発物の威力を高める、なんてものもあったんです。

 

 

デンジャークロースというもの。通称デンクロ。

これを付けることでグレランの範囲がさらにでかくなりもう手が付けられなくなります。

ただ、一応このグレランは初期装備の2発しか持ち合わせてないので2発分しのげは後は死ぬまでちゃんとFPSしなければならない…はずだったんですがここでもパークが悪さをします。

 

スカベンジャーというパークは相手の死体から弾薬、爆弾などを回収することができるパーク。

これのおかげでグレランで倒す⇒死体に寄って弾回収⇒グレランで倒す、という流れで無限に打てちゃうんですね…

さらにもう一つ弾の回収方法としてワンマンアーミーというパークもありました。

 

 

これは2秒くらいその場で立ち止まる必要があるんですがバックパックを入れ替えて手持ちの弾薬をフル補充するというもの。

コチラは時間はかかりますが相手に顔をさらす必要がないのでやられる危険度はぐっと減ります。

この2つはスカベンデングレ、ワンマンデングレ、なんて略されて多くのプレーヤーのコントローラーを破壊しました。

 

 

youtubeで探してみたら動画があったので紹介。

 

 

 

 

いやー改めてみてもむちゃくちゃですね…

これがMW2の問題児その1です。

 

まるで縮地!伸びるナイフ

FPSなどでは銃での射撃以外にも近接での攻撃が備わってるのが基本。

銃で殴ったりナイフで刺したり。

このMW2はナイフが全員に装備されていて近いところで振れば相手を1発で倒せるので超至近距離では打つよりナイフを使った方が効率がいいんです。

 

ただ、このナイフも上のグレランと同じくやりすぎました。

範囲がなかなか広いんです。

相手がちょっと先にいてもスッと弾が致死量当たり切るまでにナイフが届くといった感じ。

 

でもこのナイフは素の状態では上のグレランほど強いというわけではありません。

しかし、相性のいいパークを装備することで化け物通り魔に変身するのです。

 

狭い道で姿を見たら最後

ここでのパークはまずコマンド―というパーク。

これはナイフの範囲を倍増されるという凶悪なパーク。

これのおかげで上で少し触れた縮地が可能になります。

 

さらにライトウェイトという走る速度が速くなるパークに加え、マラソンという息切れなして走り続けられるパークも加わります。

この3つのパークの組み合わせはマラライコマンドーなんて言われて忌み嫌われました。

その動画がコチラ。

 

 

これの2分2秒あたりからご覧ください。

相手の弾が当たってるにもかかわらず数メートルの距離をワープして相手にナイフを当てています。

相手からしたらたまったもんじゃありません。

 

これだけの距離でも先に倒せるということもあって戦術的にはステージ内の狭い通路や家を縦横無尽に走り回るのが基本。

そこで敵とで合わせたらトリガーを引く前にナイフでキルしにいくという流れ。

すごいシンプルではありますが対処法がなくめちゃくちゃ強い戦法でした。

 

結論:やっぱりFPSじゃなかった

まとめ

・グレランとナイフによる超お手軽キル

・パークによってさらに強化され、対抗手段もない

 

思い出でなんとなくひどく思えてるのかな、と考えてましたが改めて調べてみてそんなことはないなと思い返しました。

グレランとナイフのせいで打ち合いが消滅してるのが痛かったですね。

でもつまらないかと聞かれると正直面白かったんです。

 

全体的にわちゃわちゃしててすごい派手でイライラはしたんですがなんだかんだ楽しかったんですよね。

僕はMW3まで買ったんですがそれはそこまで面白いと思えずにあまりやり込みませんでした。

バランスとしてはMW2より格段に良かったと思うんですよね。

 

こういうところを見るとゲームの面白さってバランスのよさとは必ずしも比例しないんだなってことがわかります。

最近CODもSF路線から重火器路線に戻ってきたらしいし、久しぶりに買ってみようかなー?

 

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