スプラトゥーン2がつまらないのはなぜ?歴史を振り返って考えてみた

ゲーム

スプラトゥーン2は発売されてしばらくしてから、

 

「なんか違う…」

「スプラ1よりつまらなくなった!」

「スプラ1ほどハマらなかったな…」

 

なんて声が聞こえ始めました。

スプラ1はめちゃくちゃハマった僕も正直同じようにちょっとつまらないな…なんて思ってたんです。

 

発売からしばらく経ってその理由がなんとなくわかってきたのでまとめてみましたよ。

 

スポンサーリンク

ゲーム全体が大人しくなってしまった

つまらなく感じた理由は一言でいうと、

 

全体的に大人しくなったから

 

というもの。

大人しくなったというのはゲームの派手さ、豪華さ、ハチャメチャさ、そういうのが減ってしまったということです。

スプラ2に関しては武器、スペシャル、ギア、すべてが大人しくなったと感じています。

 

よくスプラトゥーン2が叩かれる理由としてネット対戦の仕様とか回線とかありますがそれはスプラ1でも同じこと。

こういった少人数でチームを組むゲームは常に味方との連携に苦労するもんです。

スプラ2のネットの仕様がいいとは思いませんが原因はそこじゃなくてゲーム全体が落ち着いてることだと考えています。

 

武器が全体的に弱体化

武器に関してはほとんど弱体化していました。

前作で猛威を振るったダイナモローラーやリッターなどはまあわかるんですがH3リールガンなどそれほど強くなかった武器まで弱体化されてたんです。

 

さらにスプラ2で新たに加わったヴァリアブルローラーやソイチューバーは使い物にならないほど弱かったり…

バランス崩壊を恐れてか旧武器はもろとも新武器もどうしようもない性能のことが多かったんですよ。

 

ソイチューバなんてまず見かけることはなかった

 

スペシャル、ギアも同様に派手さがない性能に

スペシャルやギアも同じです。

スペシャルはバリアやダイオウイカなど前作の強スペシャルを没収。

変わりに追加されたハイパープレッサーやイカスフィアは使い物になりませんでした。

ジェットパックだけがずば抜けて強かったんですがそれはまた後述。

 

ギアも安全靴やイカニンジャなど使用率が高かったものの弱体化はもちろん、歩行速度強化など別にぶっ壊れでもなかったギアまで根こそぎ弱体化。

これによってカスタムの幅がかなり損なわれました。

 

「足の速いZAPに歩行速度強化を付けて走り回ろう!」

「足の遅い96ガロンに歩行速度強化つけて補強したら強いかな?」

「強いバリアをガンガン回せるようにスペシャル増加積みまくろう!」

 

こういうカスタム性の幅を相当奪われたのが個人的に一番つらかった…

スプラ1の時からこうだったら別に文句は言わなかったと思います。

 

でも一度できてたことが次回作でできなくなったしまった。

これも大きな問題です。

 

バランス調整したわりに良くなってない!

なんでこうやった武器屋ギアを弱体化したかというとバランスを取りたかったから。

スプラ1はダイオウイカやチャージャーの存在、シリーズ1作目ということもあって色々ハチャメチャな部分がありました。

それを抑えようと全体的にダウン調整をしたんですね。

 

でも全然バランスが取れてない!

 

 

スプラ2を発売日からやってる人は覚えてるでしょうか。

ジェットパックとヒッセンの尋常じゃない強さを…!

ジェットパックは食らい判定が小さすぎて撃ち落とせず、弾が当たれば即死、死角になる真下でもジェットの噴射で一瞬で溶けていく…

 

怒りと憎しみを込めてジェットの噴射をゲ〇便なんて言ってる人もいましたねw

 

結果的にバランスが悪く感じる

こんな感じで全体的にダウン調整したにもかかわらず抜き出て強い武器やスペシャルが存在するのでよりバランスの悪さを感じさせる事態に。

 

スプラ1は100、120、90、140、みたいに強武器が並ぶ中10、20が少しある、という感じ。

スプラ2は10、20がほとんど中100、120が少数ながらもある、という感じ。

 

これだと余計にバランスが悪く感じてしまう上に派手さもない。

バランスを求めるあまりゲームとしての派手さも失い、結果的につまらなくなってしまったという感じです。

発売後バランスの悪さに気が付くも、時すでに遅し

これのバランスの悪さに開発も気が付いたのか徐々にアップデートで全体的に強化を始めます。

でもアプデすればするほど1の時の最終調整に近づいてくるんですよ。

 

プライムシューターはスプラ1では3発確定だったのにスプラ2では4発確定に弱体化。

さらに弾速も遅くなっていました。

ですがアプデで3発確定に戻し、弾速もスプラ1レベルにまで早くしています。

 

なぜスプラ1の時の調整を踏まえたバランスづくりをしなかったのかわかりませんが、結局この調整がミスだったと認めるかのようなアプデをしています。

ただこの調整もちょっとずつだったのでスプラ1のプライムにもどるまではかなり時間がかかりました。

さらにステージの構成など調整じゃどうにもならない所もあり、スプラ2の評判は回復することはなかったんです。

 

 

アマゾンでもちょっと辛辣なレビューが目立つ。

 

ゲームの調整で弱体化はご法度?

こういった対戦のあるゲームで安易な弱体化は絶対すべきでないと僕は考えています。

ユーザーっていうのは完璧なバランスよりも楽しさを重視しています。

完璧なバランスが楽しさにつながるならいいんですが実際そんなことありません。

 

スプラ1みたいにバランスがめちゃくちゃでも楽しいゲームはたくさんあります。

スプラ2はバランスもとれてなかったですけどね…

このことについてはプロゲーマーのウメハラ氏も同じようなことを語っています。

 

 

上の動画の54:58から。

やっぱり、自分の記憶の中に残ってるいいゲームっていうのは使ってて楽しいキャラがいた。

まとめると結局ヴァンパイアハンターはめちゃくちゃ、セイバー(次回作)でマイルド調整になった。

 

で、スト2X、無茶苦茶ですよ!

でもいまだにやってる人がいる。

スト3もバグを直した新基盤があるんだけど誰もそっちやんない。

 

っていうところからはっきりしてるのは、結局みんな勝ったり負けたりとか全体のバランスとか対して気にしてないんですよ。

自分のキャラが面白いかどうかなんですよ。

 

これって本当ゲーム調整に関する真理だと思います。

ユーザーっていうのはバランスの良さじゃなくて楽しさを求めてるんですよ。

これができてなかった、考えになかったのでスプラトゥーン2はつまらないといわれてるわけです。

 

スプラトゥーン2が詰まらない理由まとめ&展望

  • 武器、ギア、スペシャルなどの弱体化
  • 強化の調整がスローすぎた
  • バランスを低いところでそろえようとした

 

この3つが個人的スプラ2がつまらない理由の結論です。

つまらないとはいっても僕自身700時間ほど遊んだのでかなりハマってるんですけどねw

 

スプラトゥーン2自体はもう発売から2年経っていておそらく収束に向かっていくでしょう。

なのでこれから大きな調整をしてもうひと盛り上がり!というのもないと思います。

そこで期待したいのが次回作。

 

スプラトゥーン3は120%発売します。

これだけ売れたシリーズを放置しておくことはまずないでしょう。

その時に今回で学んだことをしっかり取り入れてゲーム作りをしてほしいなと思います。

 

スプラ2の影響で最初は様子見する人も出てくるので苦戦するかもしれませんがその時も絶対買うので今から楽しみです^^

スプラトゥーン3の発売日考察!新作発売の歴史から考えると…
スプラトゥーン3が発売するのはいつになるのか。今までのシリーズやハードの状況などを考えて新の発売日を予想しました。スプラ3が待ちきれない人はそのの予想をして心を落ち着かせましょう!

コメント