シリーズもののゲームって最近ことごとく続編が止まってませんか?
あのゲームもこのゲームもいつの間にか最終作から10年経っちゃってます。
この続編が出なくなるのはなんでだろうな~と長年考えていて、最近やっと考えがまとまりました。
その理由は大きく分けて5つ。
この5つの理由を実際に続編が止まってしまったゲームなどと一緒に解説していきます!
売上が低すぎて続編が出ない
まずそのゲームの売上が低くて続編、新作が出ないというパターン。
これが一番よくあるパターンですね。
今の時代、ゲームそのものが売れにくくなってるというものの国内10万本は欲しい。
ここまで行けば何とか続編も視野に入ってくるのではないでしょうか。
ただこれは開発費や規模にもよるので一概には言えません。
例えばFFなんかは30万売上だったとしても費用を考えると相当なマイナス。
逆にDL専用の500円ゲームとかが5万本売れれば相当なもんです。
FF15は100万本ちょっと売り上げてミリオンセラーなんですが規模を考えるとプラスではないでしょう。
およそ10年間開発してきたのでこれじゃ元が取れないんですよね!
別のキャッシュポイントを作ってる場合は例外
ただこの売上が低くてもお金を回収する方法を作ってるゲームは例外です。
例えばストリートファイター。
5は国内で6万本弱の売上ですが世界累計で290万とかなり他国での強さを持ってます。
さらにプロリーグの開始で1年間に渡り世界各地で大会を開いてるんですね!
ここでスポンサーのついてくれる企業のお金とかで収入を、プロのプレイで宣伝費を賄うことができます。
こんな感じでうまーくやりくりしてるのでいまだに続編が絶えず出続けてるというわけ。
逆にこの売上含むマネタイズに失敗したものがヴァンパイア。
これもカプコンの格ゲーで同じポジションなんですがかなり悲しいことになってます…
ゲームの評判がかなり悪い
2つ目の理由がゲームの評判の悪さ。
評判が悪いと次の続編が売れない、と考えて発売の前に問題点の改善をしようとします。
それがいつまでも解決しないと続編がでない状態が続くわけです。
また、評判が悪いっていうことは上の売上の低さにもつながってくるんですよ。
ゲームの評判が悪かったのに改善しないで出し続けた結果売上が落ちてシリーズ終了、っていうパターンもありますね。
評判の良し悪しはアマゾンのレビューなんかでわかります。
星1、2辺りは相当評判が悪くないと出ないスコアですからね…
評判が悪くても続編が出るゲーム、出ないゲーム
上で少し触れてますが評判が悪くても発売し続けるシリーズもあります。
上のテイルズシリーズなんかそうですね。
「どうせ買うだろ。」とユーザーを甘く見ているのか、会社の利益的に発売しないとヤバイのか。
理由はわかりませんが売上がよかったのに評判が悪くてシリーズ終了、っていうゲームはかなり少ないです。
逆に評判が悪いとちょっと続編を待つ会社は任天堂。
ここは企業として体力があるのでしっかりいいものを考えることができるんですね。
スイッチで発売が決まったメトロイドプライムも前作の評判の影響で発売がかなり遅れました。
体力がありすぎて評判も売り上げも悪くないのに出ないゲームもありますけどね…
制作スタッフがいなくなってしまった
次の理由はゲーム製作スタッフの消失。
社内の方針だったり、部署転換、退社、色んな理由でメインでゲームを作ってた人たちがいなくなることがあるです。
こうなると続編もすぐには作れなくなり、そのうち忘れ去られて…
海外の会社ではよくあるんですが日本でもそういうの結構増えてきました。
有名なのはカプコンの稲船氏、コナミの小島氏辺り。
メタルギアは何とか新作出せたので結局は企業のやる気次第なんでしょうかね。
サヴァイブは小島氏が関わらない初めてのメタルギア。
売上が伴わないとやる気も出ない?
上のメタルギアみたいに売上があればやっぱり続編は出るんです。
そう考えると直接の原因はスタッフじゃないのかなって感じはします。
スタッフがいなくなったというのも会社として売上を出すための決断ということもありますしね。
コナミやカプコンなんかは一時期からアプリに注力して家庭用は減ってます。
でも会社全体の利益は増えてるのでこれでOKなんでしょう。
パワポケなんかはまさにスタッフが抜け、会社の方針転換が原因になってるシリーズ。
権利問題が原因になっている
ゲームに関する権利が足かせになって続編が出ないっていうパターンもあります。
上の4つは全部売上に絡んでましたけど権利が原因だといくら売れてても続編は出ません!
権利の内容としては、
- キャラクター
- 音楽
- システム
- 発売ハード
などがあります。
全部の権利が問題、とかではなく一部だけ問題っていうパターンも結構ありますね。
FF8なんかは権利的には音楽がかなりネックになってます。
権利問題はかなり長引く
この権利問題は今回紹介する5つの中で一番厄介。
次期がたてば解決するものじゃないし、それ自体かなり面倒くさいことが多いので二の足を踏んじゃいます。
天下のFFでも音楽1つの権利を修正するのに10年以上かかっちゃってます。
今の時代はこういった権利に敏感なので解消したとしてもすぐに発売するとも限りませんしね。
企業間の関係も大きな要因。
なので権利問題を抱えてるゲームは正直続編はあまり期待しないほうがいいかも…
続編のアイデアが出ない!
最後は続編に使ういいアイデアが出ないという理由。
これも正直売上があればごり押しで発売しちゃうところがほとんど。
そうして評判が落ち、売上が落ち、続編が出なくなっていくんですけどね…
ただ、しっかりアイデアが出るまではずーっとシリーズをキープしてるゲームもあります。
カービィのエアライドやF-ZEROなんかがそうです。
これもまあ任天堂がしっかり利益を出してるから焦る必要ないからなんですけどね。
あと続編を相当な数出してるゲームは本当にアイデアの枯渇もあり得るかもしれません。
ゴエモンなんかは1年に2作出してたりしてましたからね。
続編が出ないゲームの理由まとめ
- 売上が低い
- ゲームの評判が悪い
- 制作スタッフがいない
- 権利問題がある
- アイデアがない
今出てない続編のゲームのほぼすべてにこの5つの理由が当てはまると思います。
大抵のものは売上が復活することでシリーズも復活するのでユーザーとしてはお金をかけたいところ。
- リメイク
- コレクション
- スピンオフ作品
- サントラ
- グッズ
そのシリーズに関するものはたくさんありますからね!
昔に終了したシリーズはちょっと難しいので要望だけはメールなりで出すのが一番早いでしょうか。
できればまだ息をしてるうちにサポートしたいところです!
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